<症例報告> 「肩甲骨の痛みが苦痛だった40代男性が1ヶ月の施術でほとんど痛みが気にならなくなった症例報告」

<症例報告>「肩甲骨の痛みが苦痛だった40代男性が1ヶ月の施術でほとんど痛みが気にならなくなった症例報告」

Nさん 44歳 男性 会社員 長久手市在住

<主訴>

左肩甲骨の痛み・つっぱり、左肘の痛み

 

<症状の経緯>

前から左肩甲骨の違和感があり、今までは痛み止めの薬を飲むことで対処していたそうです。

 

4日前からの肩甲骨の痛みはいつも通り薬を飲んでみても改善されず不安になり来店されました。

 

20年前にぎっくり腰をやってしまったのですが、肩こりや慢性的な腰痛などはありません。

 

肩甲骨に痛みがあることで仕事に支障が出ているわけではありませんが、「常に肩甲骨は気になるし、このままずっと痛みと付き合って行くのはイヤ」とのことでした。

 

<検査>

肩甲骨は4日前からずっと続いている状態。

 

腰の可動域はそれほど悪くありませんが、肩の動きは右が挙上(前から上に挙げる)・外転(横から上に挙げる)出来るのに対し、左肩は挙上130°外転140°までしか上がらず、正常可動域の180°までは届きませんでした。

 

首の回旋は左を向いた時は問題なく動くのですが、右を向くと左の肩甲骨につっぱりが出ます。

 

座位での姿勢は猫背気味で、脊柱を触るとしなりがなく硬いです。

 

<施術>

初回施術

初回は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)をあげて関節の硬さを取り除く施術を行いました。

 

Nさんは仕事で細かい作業をされるということなので、肩周りに掛かる負担を減らすために肘関節と前腕の骨間膜を緩めました。

 

そうすると、肩の可動域は最初よりも良くなり、左肩の挙上はほぼ180°まで挙がるようになり、外転は180°まで挙がるが挙げきった最後のところで引っかかりがあります。

 

動きは良くなったのですが、痛みの方がまだ残るため次回は明日に来店して頂きます。

 

 

施術2回目

初回施術してから1日経過。

 

昨日施術した後はまだ痛みが残っていたが、夜睡眠をとることで朝にはほとんど痛みを感じなかったそうです。

 

しかし、夕方になるとまた痛みがだんだんと出てきたとのことでした。

 

朝から夕方までは良かったということなので施術の方向性としては間違っていないのですが何が問題かというとNさんの症状は長年積み重ねたものなので今のお身体の良い状態を維持するだけの力が無いということを伝えていきました。

 

動きに変化が出ますので、2回目の施術も肘関節や前腕の骨間膜を緩める施術を行いました。

 

 

施術5回目

初回施術してから5日経過。

 

この日は初めて一日中肩甲骨の痛みが無かったとのことでした。

 

お腹の方を触っていくと硬さがあったので食生活について詳しく聞いていくと、朝ごはんに菓子パンを食べていたり何日か置きに栄養ドリンクも飲むとのことでした。

 

菓子パンなどは食べやすく朝などは特に便利なのですが菓子パンの中には酸化防止剤やショートニング、マーガリンなど体にとって良く無い物が沢山入っています。

 

こういった食品添加物は内臓疲労が溜まりやすく、内臓疲労が溜まってしまうと周りの骨組織、筋組織なども硬くなってしまい痛みなどが出やすい体になってしまうと伝えこの日の施術は内臓の循環を上げる施術を行いました。

 

 

施術8回目

初回施術から12日経過。

 

昨日ぐらいから今まで痛かった左肘の痛みが無くなってきたとのことでした。

 

Nさんは「最近、菓子パンを食べる代わりにプロテインを飲むようにしている」と言っていました。

 

特に朝起きた時などはミネラルやタンパク質が枯渇している状態なので、朝起きてすぐにプロテインでタンパク質を補給するということはとても有効です!

 

 

施術10回目

初回施術から14日経過。

 

今までは、左の肩甲骨が気になり常に触るかストレッチをしないと落ち着かなかったが、最近はあまり肩甲骨のことは気にならないとのことです。

 

一番最初に来店された時の肩甲骨の痛みを数字で表して10だとして、痛みも何も無い状態が0だとすると最近はどのぐらいの数字か尋ねたところ1〜2との返答がありました。

 

しかし、Nさんはこういった症状が起こりづらい体にしていきたいということなので、引き続き施術を行っていきます。

 

<今回の症状のまとめ>

今回のNさんの肩甲骨の痛みの原因は骨盤の歪み、肘や前腕の骨間膜の捻れ、内臓の循環の悪さが改善のポイントとなりました。

 

特に、内臓の循環の悪さは他店では施術をされないことが多いと思います。

 

しかし、実は内臓も大切で食生活や睡眠不足、ストレスなどによって内臓の循環が悪くなると内臓が硬くなります。

 

そうすると、硬くなった内臓は下へ下がってしまい、下がってしまった内臓をカバーするために猫背のような姿勢になってしまうこともあります。

 

Nさんの場合は菓子パンなども辞めていただけたので、内臓にかかる負担を減らすことができたのも早期改善の要因になったと思います!

 

内臓の硬さをそのままにして放っておくと、他にも腰痛や首の痛み肩こりなどといった体の不調に繋がってしまいます。

 

「原因不明の痛みが出てきて不安、、、」

「痛みが取れるだけでは無く症状が再発しにくい体にしていきたい!」

 

このようなことでお悩みの方は、ご自身が考えもしない箇所に根本的な原因があるかもしれませんので、一度当店までご連絡下さい!

 

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著作者

久司 愛菜

ひなた整体院の施術スタッフ。

入社2年目で100名以上の顧客を持ち、毎日の施術と勉強会で技術を高め、健康知識を広げるために毎月栄養学を学び、「出来る限り多くのお客様を幸せにしたい!」という思いで日々奮闘中!!