手根管症候群の原因は〇〇が問題だった?知っておきたい原因と3つの改善方法

手根管症候群の原因は〇〇が問題だった?知っておきたい原因と3つの改善方法

 

名古屋市瑞穂区、昭和区の皆さんこんにちは!

瑞穂運動場東駅から車で3分のひなた整体院の宮田です!!

 

 

手根管症候群と診断された方で病院からはおそらく「手を使いすぎる仕事やスポーツのやり過ぎですね」「女性ホルモンの影響だね」「更年期のせいで痺れが出てるね」なんて言われた方も多いのではないでしょうか?

 

痛みや痺れが引かない場合、難治性の場合は最悪手術をすすめられることもあります。

 

しかし、上記の理由が本当の原因だとしたら仕事やスポーツが出来なくなってしまいますよね?

 

更年期のせいであれば、更年期が収まるまで待たないといけません。

 

しかし同じような環境の人でも手根管症候群にならない人もいます。

 

なぜこういったことが起こるのでしょうか?

 

それは痛みや痺れが出ているのが手であって、本当の原因は手だけではないということです

 

それで今回は手根管症候群の本当の原因と改善方法についてお話をしていきます。

 

 手根管症候群とは?

手首には手首から指に向かっていく正中神経というものがあります。

 

手のひらと手首の境目ぐらいに手根骨と横手根靭帯がありこの間がトンネルみたいになっており、そこを正中神経が通っています。

 

この正中神経が手を使い過ぎることで筋肉が硬くなっていき、筋肉とセットになっている腱が太くなることで神経を圧迫して痛みが出てくることを手根管症候群と言います。

 

ただ先ほど述べたように手首を酷使するデスクワークなどを仕事にしている人が手に痛みや痺れが出てきたとします。

 

しかし、同じ労働環境の同僚は痛みや痺れは一切出ないことも意外と多いのです。

 

では一体どんな違いがあるのでしょうか?

 

 手根管症候群の本当の原因

違いとは「姿勢の問題」というのが大きな要因の一つとして考えられます。

 

当店に通われている方で手根管症候群の方の共通する特徴は「体の歪みが強いために、腕〜手を正しく使えていない」ということです。

 

姿勢や歪みというのは色々な部分の問題が出てきますが肩の位置や肩甲骨の固さで腕を上げづらくなったり、骨盤の歪みで腕が上がりづらくなってしまうパターンもあります。

 

体が歪んだ状態が続いていくとどうなるか?

 

肩関節、肘の関節など腕に関わる関節は筋肉によって支えられ、動きますので密接な関係があります。

 

腕〜手が正しい状態で使えていないという状況というのは姿勢が悪いことで歪みが起こり、関節がねじれてしまい筋肉が緊張して硬くなってしまいます。

 

この状態が続くと普段は負担がかからない正中神経を圧迫してしまい、結果的に痛みや痺れが出てきてしまうんです。

 

これは腕だけではなく首の位置も重要になります。

 

首はボーリング玉ぐらいの重さの頭が乗っていて、背骨で支えています。

 

人の体は重力を受けるので姿勢が悪くなってしまうと支えている頭が重力に耐えれなくなりよりだんだん前に出てしまいます。

 

前に出てきた頭を支えるために首や肩に力が入りますので腕に緊張が起こるだけでなく肩や首にも緊張が起こってしまうので、肩や首の部分をケアしていくことも必要になります。

 

 間違った対処方法

手首に痛みや痺れが出てきたりした場合に間違った対処法をしてしまうと余計に悪化させてしまったり、同じ症状が続いてしまうことになる可能性が高くなります。

 

ではついついやりがちな間違った対処法とはどんなものがあるのでしょうか?

 

例えば、

 

・毎日痛み止めを飲んでいる

・痛みや手首をずっとマッサージしている

・ストレッチを痛みが強くなるまで伸ばしている

・痛み止めの注射を定期的に打っている

・湿布を貼って、効果が切れたらまた貼ってを繰り返している

 

以上のような対処をしている方はなかなか思うように改善はしてないのではないでしょうか?

 

特に痛み止めの薬や注射に頼っている方は一時的に楽になったとしても、効果がなくなると症状が元に戻ってしまいまた同様に繰り返します。

 

痛み止めは血管を縮めて血流を悪くすることで老廃物や痛みを発生させる物質を流さないようにして痛みを抑えます。

 

なので薬を飲み続けてしまうと、血管がずっと縮まっている状態になってしまうために高血圧や自律神経の乱れ(交感神経は血管を収縮させるので交感神経優位な状態が続く)などの他の健康の問題も出てきてしまいます。

 

血液の流れが悪くなれば筋肉の緊張が強くなるので、より症状を悪化させてしまうことになってしまいますので飲み過ぎには注意が必要になります。

 

 またストレッチ自体には効果はありますが、やり過ぎないことと手首がある程度良い状態になってからしっかりとやったほうが効果は高くなります。

 

ストレッチで改善させようとするのではなく、あくまでも同じような痛みや痺れが出ないように毎日やっていくということが大切になります。

 

 

手根管症候群の対処法

1:正しい姿勢で生活する

腕〜手の使い方を正しくするために正しい姿勢や肩の位置を意識していかなければなりません。

 

極端な話になりますが肩を丸めて腕を上げたり、パソコンをうったりなどの動作は非常にやりづらいですよね?

 

この状態から肩を引いて同じ動作をするとかなり楽になるはずです。

 

現状は「そんなに辛くないな」と思っていても、肩が前に出てくると腕や手首には少しずつ負担がかかってきて気づかないうちに筋肉が硬くなってしまいます。

 

先述したように腕や手だけではなく、肩や首に負担をかけない姿勢が大事になります。

 

【正しい座り方】

⑴正しい姿勢はまず座った時に耳の穴、肩の中心、大転子が横から見た時に一直線になるように座ります。

 

⑵肩は引き過ぎないようにして少し引くぐらいにして、一度肩をぐるっとまわして力を抜いてリラックスしている状態にします。

 

⑶膝は90度に曲げて地面に足がつく高さに設定できればベストです。

 足を組んだり、椅子の上に足を乗せるなどの姿勢は厳禁です。

 

最初は辛いかもしれませんが慣れれば問題ないと思うので毎日続けていきましょう。

 

 2:歪みや体液の循環を整えることで筋肉の緊張を緩める

1の姿勢をなるべく維持するようにしていくには体の緊張や疲労を取っていかなければなりません。

 

骨盤と背骨を調整することで体のバランスを整えて体液(血液、リンパ液、脳脊髄液)の循環を良くしていきます。

 

筋肉だけではなく靭帯の固さもありますので靭帯も緩めていくことで神経への圧迫をなくしていきます。

 

神経はむくみによっても圧迫されますが体液の循環を整えることでむくみが改善して痛みや痺れも改善していきます。

 

 

3:ストレスを軽減させて体の緊張を緩める

また仕事の忙しさや普段の人間関係、家事などでストレスがあると自律神経が乱れて筋肉が緊張して固くなってしまうこともあります。

 

この場合は自律神経の乱れに対処していく必要があります。

 

しかしこのような場合でも歪みや横隔膜を施術することで改善していきますし、セルフケアとして自分自身でリラックスする時間(例えば音楽を聞く、運動をする)を作ったり、腹式呼吸をするなどを心がけていくことで緊張が緩んでいきますのでやってみてくださいね。

 

 まとめ

インターネットやテレビなどで色々な情報があり、何をやっていけばいいかわからないこともあると思います。

 

病院で手術しかないと言われたら不安になりますよね?

 

100%改善するものであれば喜んで手術すると思いますが、残念ながら現代の医学には100%というものはありません。

 

 ですので痛みや痺れなどの不調を改善させるにはまず、本当の原因は何かを知って対処していくことが大切になります。

 

手根管症候群と言われて痛みや痺れが改善しないと不安になっている方にこの記事を読んでもらうことで少しでも「改善するかもしれない、頑張って施術院に行ってみよう」という気持ちになっていただけたら幸いです。

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