あなたはどのタイプ?意外と多い外反母趾の種類と6つの原因
名古屋市瑞穂区、昭和区の皆さんこんにちは!
昭和高校のすぐ側にある、ひなた整体院の宮田です!
外反母趾って聞くと、イメージとしては「親指が内側に曲がって、骨が外に飛び出している」というのが一番頭に浮かぶのではないでしょうか?
実は外反母趾の種類はそれだけではなく、6種類もの外反母趾があってそれぞれに原因は違うんですね。
外反母趾の種類と原因
1:靭帯性外反母趾
足には3つ(内外側の縦と横)のアーチがあって、その中の横のアーチを支えている靭帯が緩んでしまって親指が内側に曲がってしまうもの。
【原因】
人は生活していく中で色々な場所で歩くことで筋力などが付いてきますが、平らな場所や靴下を履いたりして指を使わないケースが多くなると自然と筋力不足になってきます。
そうすると靭帯が弱くなって、足の骨も支えることができにくくなってきます。
その状態だと靴を履く時に踏ん張りづらくもなってくるので、親指が曲がってしまうことになります。
痛みは足の指や付け根に出てくることが多いです。
2:仮骨性外反母趾
親指の付け根の骨が真横に飛び出してしまうもので、靭帯性外反母趾との違いは親指そのものは比較的まっすぐな状態になっているというところです。
【原因】
正しい歩き方は、最後に指を使って地面を蹴るイメージで歩いてくのですが指まで力がいかない人は付け根で力が止まっています。
この付け根に力が集中をするので、体が痛みから足を守ろうとして骨を作るので仮骨が出っぱってきてしまうんです。
付け根が出っ張っているので、靴が当たったり、足を使いすぎてしまうと強い痛みが出てきます。
3:混合性外反母趾
これは靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾が合わさってできたものです。
【原因】
靭帯性外反母趾は親指が内側に向いていき、初期の方ならまだいいのですが進行してしまうと“指を使って歩く”というのが困難になってきます。
そうすると、付け根に力がかかるようになってしまい仮骨性外反母趾も同時に発症してしまいます。
混合性なので両方の痛みが出る場合もありますし、どちらかの痛みも出る場合があります。
4:ハンマートウ性外反母趾
足の指が上に向いて浮いていたり、指が縮こまっていてハンマーの形のように硬くなってしまっているものです。
【原因】
足に比べて小さな靴を履いてしまうことで縮こまったり、逆に大きな靴を履くことで脱げないように指を曲げて耐えようとするので、それが癖になってしまいハンマーの形のように固まってしまうものです。
5:末節骨外反母趾
足の指の先の骨(ちょうど爪がある場所)が曲がってしまている状態です。
【原因】
靭帯性、仮骨性外反母趾と比べると発症している人は少ないのですが靴や歩き方、先天的な影響があって発症します。
痛みは歩いたり、階段を登る時に指に痛みが走ります。
6:病変性外反母趾
【原因】
リウマチや屁バーデン結節などの関節の病気の影響で変形をしていく外反母趾です。
状態がひどいと指と指が絡まってしまうぐらい変形することも多くありますので歩行もしづらくなってくる外反母趾です。
まとめ
いかがでしたか?
もし、自身が外反母趾という方は自分がどんな種類なのかを把握することが大事になります。
特に最後の病変性タイプの指は手術以外で改善するのはなかなか難しいタイプになります。
それぞれの種類によっては原因は少し違いますが、根底の部分としては“正しい歩き方”をしていることが外反母趾を改善させるのに一番重要になります。
※正しい歩き方はこちらの記事で確認してください↓↓
初期の症状でも放っておくと、最悪手術という可能性も高くなってしまいますので、足の痛みが出てきたらすぐ専門院で診てもらってください。
早ければ早いほど、改善のスピードも速くなっていき生活も楽になっていくと思います。
お電話ありがとうございます、
ひなた整体院でございます。