Sさん 男性 南区
<主訴>
肩の痛み
腰痛
足の痛み
<症状の経緯>
来院される2か月前から肩に違和感を感じ始める。
原因としては仕事中に重い荷物を頭の上まで持ち上げてから痛むようになりました。
整形外科に行くと手術を勧められましたが、手術以外で良くしたいと思い今回来院される。
<検査>
肩周辺に力が入りやすくなっていて、動きも固い状態。
正常なら肩を前から上げたときに耳の後ろまで上がりますが、Sさんの場合は目線の高さまで上げるのが限界でした。
肩以外に腰の動きも悪く、話を聞いていくと仕事中に何度か痛めたことが過去にあるそうです。
<施術>
初回施術
まずは仰向けの体勢で骨盤と首の骨のバランスを整えて体液の循環を良くする施術を行いました。
施術後は肩の力が抜け、肩の動きも頭の上まで上がるようになり、最初より動くようになりました。
肩の動きは良くなりましたが、腰回りがまだまだ固い状態なので続けて仙腸関節という骨盤の関節の固さをとる施術を行います。
再検査をすると腰周りの動きが良くなり、体が軽くなったと言って頂けました。
体液の循環が良くなることで、なぜ最初よりも楽に体を動かせるようになるのかの説明をして初回の施術は終了。
施術2回目(初回から2日経過)
初回の施術後から今回までの経過を聞いていくと、「動かしやすくなったけどまだ痛い。」とのことでした。
検査をすると、確かに動きは最初より良いですが、力がまた入りやすくなっていました。
今回も前回同様に体液の循環を良くする施術をしていきます。
施術後に再検査をすると、力は抜けていますが固さは変わりませんでした。
姿勢も少しだけ猫背気味になっていたので、続いて肋椎関節の調整を行う。
肋椎関節とは背骨と肋骨を繋ぐ関節のことで、猫背気味に姿勢を崩すと固くなり肩の動きを悪くしてしまいます。
施術後は肩の動きもよくなり、耳の前まで上がるようになりました。
Sさんの肩の痛みは肩以外に原因があると伝えて2回目の施術を終了。
施術3回目(初回から5日経過)
痛みは少し和らぎ、肩の動きも良いまま維持。
仕事中に少し痛むくらいで日常生活は問題なく生活出来ている。
動きは良くなっているがまだまだ正常の耳の後ろまで動いていないので続けて施術を行う。
今回も循環を良くする施術と肋椎関節の調整を行った。
施術後は耳の後ろまで肩は上がるようになった。
正常に近い可動域で安定して動かせるように可動域が安定して動くようになってきたので、自宅でできるセルフケアを伝えて施術を終えた。
施術12回目(初回から80日経過)
3回目の施術以降は痛みも感じず、動きも良いまま生活出来ている。
仕事中の痛みは以前より楽になるが、頑張りすぎると少し痛むとのこと。
日常生活以外の仕事などでも痛みを感じないように良くしたいので今後も継続して施術を行っていく。
<今回の症状のまとめ>
今回のSさんの症状は肩の痛みですが、肩の痛みは急に発症するものではありません。
原因としては体液の流れが悪くなることで疲れがたまりやすくなり、体が楽をしようと姿勢を歪ませて余計な緊張が出ることにより発症するものでした。
なので、今回の症状の根本的な原因は体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さを解消することがポイントでした。
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著作者
丸山 慎矢
ひなた整体院の施術スタッフ。
専門学校の時に学んだスポーツ整体の知識と循環・歪み改善整体の技術力を生かし、腰痛・肩こり・手足のしびれ・耳鳴りなど様々な症状のお客様のお悩み事を解決している。月１回の技術勉強会にも参加をし、より多くのお客様の健康を願い技術力を向上させている。
お電話ありがとうございます、
ひなた整体院でございます。