S.Eさん ７３歳 女性 主婦 昭和区在住
＜主訴＞
腰痛、背中の痛み
＜症状の経緯＞
Eさんの腰痛が出てきたきっかけは４７～８年前に娘さんを出産され、その後から腰痛が出てきました。
立つ、座る、歩くという日常生活だけでなく、仰向けで寝られないので睡眠にも問題が出ていました。
そういった症状を改善させようと今まで色々な病院やカイロプラクティック、四国や大阪の整体にも通われていたのですが、中々良くならず困っていました。
２か月前久しぶりに整形外科でレントゲンを撮ると、腰椎ヘルニアの診断を受けました。
そこの整形外科で痛み止めの薬を処方されましたが、腰痛に効かず体のむくみも出てきたので薬を飲まず改善出来る方法はないのかという思いで来店されました。
＜検査＞
脊柱（背骨）を触ると、本来は後ろから押すと柳の様に脊柱が柔らかく、しなりがあるのですが、Eさんの脊柱は硬くほぼしなりがありません。
腰椎（腰の骨）の回旋は右に回旋するよりも左に回旋する方が硬く、首の動きも左に向けた時の方が硬いです。
仰向けで検査を行おうと思い仰向けで寝て頂いたのですが、仰向けで寝るだけでも痛く検査が思うようにできませんでした。
＜施術＞
初回施術
初回の施術は、体液（血液・リンパ液・脳脊髄液）の循環を良くする施術を行いました。
循環を良くすることにより、腰と首が最初よりも動く様になりました。
施術が全て終わり起き上がって頂く時に、Eさんから「少し起き上がりやすくなった」と言って頂けました。
このように少しずつ体の動きが変わり、起き上がりやすくなったので初回の施術はここまでで終了です。
施術２回目（初回施術から３日経過）
前回施術を行ってから起き上がりやすいのは、まだ引き続き続いているということでした。
Eさんの足首を触っていくととても硬く、通常の可動域には届いていない状態でした。
足首が硬いと、地面からの衝撃を吸収することができず膝や股関節、腰に負担を掛けてしまいます。
足首は柔らかい方が、腰に掛かる負担も減るので今回は足首と膝の調整を行っていきました。
施術３回目（初回施術から５日経過）
今回は内臓の調整を行っていきました。
Eさんのお腹を触っていくと、胃の方に張りがありお腹の調子など悪い所はあるか確認すると、逆流性食道炎に何度もなっていたり、便秘もあるということでした。
逆流性食道炎や便秘があると内臓疲労が溜まりお腹が張ってきます。
内臓疲労が起こると内臓体性反射といって、背中の筋肉や骨も硬くなってしまい背中の痛みや腰痛が出ることがあるので、今回は内臓の方を調整していきました。
施術６回目（初回施術から２１日経過）
内臓疲労が起こると脊柱（背骨）も硬くなってしまうので、今回は脊柱の施術を行っていきました。
脊柱が硬くなってしまうと、腰や背中に負担が掛かり痛みが出てしまうので、今回は脊柱の施術を行っていきました。
施術７回目（初回施術から２３日経過）
前回脊柱の施術を行ってから、台所に立てない程の背中の痛みや腰痛、歩いている時の痛みはだんだんと無くなってきたということでした。
Eさんの場合、脊柱の硬さが問題になっているのでより良くなる様に今後も脊柱の調整を行っていきます。
＜今回の症状のまとめ＞
Eさんは、内臓と脊柱の問題で背中の痛みや腰痛が出ていました。
腰痛や背中の痛みと内臓疲労は関係ないように思う方も多いのですが、人間の体はどこでも繋がっているので、自分に合った施術を行うことができれば長年困っている症状も改善させていくことができます！
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著作者
久司 愛菜
ひなた整体院の施術スタッフ。
入社４年目で１００名以上の顧客を持ち、毎日の施術と勉強会で技術を高め、健康知識を広げるために毎月栄養学を学び、「出来る限り多くのお客様を幸せにしたい！」という思いで日々奮闘中！！
お電話ありがとうございます、
ひなた整体院でございます。