Kさん 51歳 男性 豊明市
<主訴>
朝、起き上がる時や横になった時、上を向いた時に出てくるめまい
<症状の経緯>
来院される1週間程前の朝にベッドから起き上がる際、めまいや吐き気が出る。
それ以降起き上がる時や横になる時、仕事で上を向いて作業をする時にめまいがでてきてしまうようになる。
<検査>
検査はまず座位での検査からしていく。
腰、肩、首の可動域を他動で診ていくと腰の動きと肩の動きは良いが、首の動きが悪く正常可動域まで出ていない状態。
さらに左右の可動域にも差があり右側に動かした時に動きが出ていない。
次に、仰臥位で首を触診していくと頚椎の配列が乱れていて本来前弯を描いているものが真っ直ぐになっていた。
<施術>
初回施術
頚椎の配列が乱れていると背骨の中を通っている脳脊髄液の循環が妨げられ循環が悪くなってしまう。
循環が悪くなると自律神経が乱れてしまいめまいを起こす事があるので、まずは頚椎と骨盤のバランスを整えて体液(血液、リンパ液、脳脊髄液)の循環を良くする施術を行った。
施術後、首の可動域は最初に比べて拡大したがまだ正常可動域までは動いていない状態。
次に、肩の位置が前に移動していたので肘と肋椎関節の硬さを取る施術を行う。
検査をするとさらに可動域が拡大したので肩の位置と頚椎の関連性を伝えた。
当日は上を向いてもめまいが出なかったので翌日の朝のめまいの状態を後日教えてもらうように伝え、初回の施術は終了。
施術2回目(初回から3日経過)
前回からの症状の経過を聞いていくと翌日からはめまいは出ていないとのこと。
ただ、検査をしていくと首の可動域が前回終了時より低下していた。
今回もまずは頚椎と骨盤のバランスを整え、循環をよくする施術を行う。
施術後、可動域は拡大した。
施術中に足関節の可動域が硬いことに気がついたので今回は膝と足首の施術も行う。
施術後、足関節の可動域は拡大したので足関節の硬さから運動連鎖によって頚椎の配列を変えてしまう事があるという話をして2回目の施術を終えた。
施術4回目(初回から15日経過)
2回目の施術後から3回目にかけてはめまいは起きず日常生活を送れていたが、3回目の施術が終わった後、仕事で長時間立ちっぱなし、上を向きっぱなしのことが多かったらしく肩が重くなり立ちくらみを起こしてしまうことがあったとのこと。
検査をしていくと首の回旋の可動域は良いが後屈の可動域が前回より低下している。
その後に足関節の可動域も見ていくと立位の状態が長かったこともあり、まだ硬さが出ていた。
全体的に姿勢が崩れていたのでまずは骨盤と頚椎のバランスを整え、その後に足関節の硬さを取る施術を行った。
施術後、可動域は拡大した。
仕事内容として今回のような同じ姿勢を長時間続けることが今後もあるとのことなので首の前屈、後屈の可動域を良くするストレッチを伝えて今回の施術を終える。
施術8回目(初回から43日経過)
4回目の施術以降、めまいが出てくることはないとのこと。
伝えていったストレッチも行うことで施術後の良い状態を維持することもできている。
今後は再発しづらいように体の歪みを整えていきたいとのことなので今後も継続して施術を行っていく。
<今回の症状のまとめ>
今回Kさんの症状はめまいですが、めまいは急に発症するものではありません。
めまいは体液の流れが悪くなることで疲れがたまりやすくなり、体が楽をしようと姿勢を歪ませて余計な緊張が出ることにより発症するものです。
なので、今回のめまいの根本的な原因は体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さを解消することがポイントでした。
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著作者
丸山 慎矢
ひなた整体院の施術スタッフ。
専門学校の時に学んだスポーツ整体の知識と循環・歪み改善整体の技術力を生かし、腰痛・肩こり・手足のしびれ・耳鳴りなど様々な症状のお客様のお悩み事を解決している。月1回の技術勉強会にも参加をし、より多くのお客様の健康を願い技術力を向上させている。
お電話ありがとうございます、
ひなた整体院でございます。