首や背中の張りや痛みは肩甲骨の固さが原因かも?知っておきたい肩甲骨を柔らかくするストレッチ!!
よく子供の肩甲骨を触ると指まで入っていくので、その柔らかさには毎回驚かされますよね?
これが大人になると、「あれ?指が全く入らない」「若い頃は指が入るぐらい柔らかかったのに・・」と思うことも多いのではないでしょうか?
人の体は運動不足だったり加齢によって筋肉が硬くなっていきます。
そして、肩甲骨が硬くなってしまうと上半身の特に上側の背中や首の張り、肩こりなどが起きる原因になります。
そこで今回は肩甲骨が硬くなった時に身体に対する影響や効果的なストレッチをお伝していきますね。
肩甲骨の役割
肩甲骨は腕を動かしていくのに不可欠な骨になります。
肩甲骨の周りには筋肉がたくさん付いているので、比較的自由に動かせることができるのですが、その分痛めることもあったりします。
肋椎関節と呼ばれている関節が硬くなって動きが悪くなると肩甲骨にも負担がかかり、少しずつ向きが変わってきてだんだん肩の位置も前方に行くようになり巻き肩のようになってしまいます。
肩甲骨の動きが良いと血行不良や代謝が改善!!
なぜ肩甲骨を動かすと血行不良や代謝が改善していくのでしょうか?
それは肩甲骨の周りには、たくさんのリンパ液や血液が通っているのでデスクワークで肩を同じ位置で保ったり、運動不足になってしまうと硬くなってしまいます。
そうすると老廃物も溜まっていき動きが悪くなった肩甲骨が硬くなってしまうので、その周りにある肩や背中、首などにも影響が出てしまい、結果張りや痛みに繋がっていきます。
また、肩甲骨の近くに褐色脂肪細胞という脂肪の燃焼を高める細胞があります。
肩甲骨の動きがストレッチや運動などでよくなっていくと、この細胞に刺激が与えられるのでより活発になります。
そうすることで代謝が上がり、体重が気になる方にはダイエット効果にもなっていきますので是非、肩甲骨が硬い人は試してください。
肩甲骨のストレッチはこれ!
ではどこでも出来る、肩甲骨のストレッチをお伝えします。
肩甲骨ストレッチ①
1:肩を真横から90度上げていき、そこに達したら肘から下の腕を折り曲げていき、指を肩につけます。
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2:そこから、肩甲骨と肩甲骨をつけるようイメージで肩〜腕を後ろに引きます。引いたところで3秒間キープします。
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3:キープが終わったら、両肘を体の前でつけるように、次はそのまま肩から腕を前に持っていきます。
この時に少し背中も丸くなるようにしていくと、肩甲骨の周りの筋肉がじわ〜っと伸びていくのがわかります。
この動作を20回ぐらい繰り返してください。
肩甲骨ストレッチ②
1:①で最初に取った姿勢から、肩を上に上げていきます。
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2:肩を上げたら、両肘が顔の前でくっつくイメージで肘を寄せます。
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3:寄せ終わったら、元の位置に肘を戻して肩を下げて最初の姿勢に戻ります。
これを20回ぐらい繰り返して、①と②を1日3セットをやってください。
肩甲骨は上下左右に動くので、「上下左右」にしっかりと動かすことを意識しながらストレッチはやってくださいね。
筋トレや他のストレッチもするのですが、細かい部分まで意識をすることが効果を発揮します。
もし、ストレッチをやっても首の痛みや張りが全然改善しない!という場合は、何か別の問題や病気によって痛みが出てる可能性もあるのでお近くの整体や病院に行って身体を調べてくださいね。
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ひなた整体院でございます。