「顎関節症は顎だけが問題ではなかった?顎が痛いホントの原因とその対処法」
「最近顎が痛くて硬いものが食べれない」
「あくびをしたくても口が開かない」
「病院に行ったけど痛みが消えない」
このようなことで最近お困りではないでしょうか?
顎関節症と診断をされた方で薬を飲むかマウスピースを作って改善させるという提案は一度は受けたことがあるのではと思います。
薬やマウスピースを使用することで痛みや口の開けづらさが改善することもあるので、今ある痛みや開けづらさをとにかく何とかしたいという方はそれで良いと思います。
ただ、
「薬やマウスピースをしてもなかなか良くならない」
「痛みは消えたと思ったけど、また同じ痛みを繰り返して辛い」
という方も実際多くいらっしゃいます。
なぜ痛みが消えたのに同じ痛みを繰り返すことがあるのでしょうか?
それは顎関節症の原因は顎だけではなく、それ以外に問題が起こっていることによって一度消えた痛みや空けづらさというのが繰り返し起こってしまうんです。
顎以外に原因があるの?と驚かれることも多いと思います。
もちろん顎に問題もあることの場合もありますが、顎以外を調整することでより再発しづらい状態にしていくことは可能なんです。
そこで今回は顎関節症でお悩みの方へ、顎関節庄の原因や対処法をお伝えしていきたいと思います。
顎関節症とは?
顎関節症とは口を開けたり閉じたりするときに、咀嚼筋(そしゃくきん)という顎を動かすときに使う筋肉に痛みや違和感を感じたり、関節自体が動かしづらくなったり、ジャリジャリというような音がするものの総称です。
男性に比べると20代〜30代の女性が発症することが多いと言われています。
問題になっている箇所としては、顎の関節や靭帯、筋肉、軟骨のすり減り、骨の変形が問題になっていることがあります。
しかしこの問題はいきなり起こるものではなく、前段階に問題があることで起こる結果と言えるんです。
顎関節症を改善させていくためには、その前段階で起こっている原因を特定していくことが重要になります。
顎関節症の意外な原因は?
顎関節症になってしまう要因には色々なことが考えられますので今から問題となっていることをお伝えしていきます。
1:骨格の歪み
普段の姿勢が悪かったり、疲労が溜まりすぎてしまうと骨格の歪みが起こり体の土台が崩れてしまいます。
体の骨は関節を伝っていますので、骨盤→背骨→肩→首→頭蓋骨といったように最終的には頭にも負担がかかってしまうことで顎関節に問題が起こりやすくなってしまいます。
頭蓋骨が歪むと聞くとあまりイメージが湧かないかもしれませんが、頭蓋骨は23個の骨がつなぎ合って作られています。
その中の一つに顎関節があります。
ここでポイントとなるのが、顎関節の歪みがあるからと言って顎関節を調整したら大丈夫というわけではありません。
人の体はバランスが崩れると、形や姿勢を変えて補正をかけ続けていきますので頭蓋骨の歪みが起こっているということは骨盤や背骨、股関節、足首などの全体に問題が起きやすくなります。
なので顎関節だけを施術するのではなく、全体の歪みの問題を解決していかないと一度痛みが取れてもすぐに再発してしまうことがあります。
顎の痛みはこれらが積み重なった結果起こるので、最初は気づきにくいものですが違和感からだんだんと口が空けにくくなったり、バキッと音が鳴る、さらにそのままにしておくと痛みが発生します。
普段の姿勢や体の体調管理をおろそかにしている場合は顎関節症になる可能性が高くなっていきます。
2:ストレスによる自律神経の乱れ
「寝てるときに歯ぎしりしているよ」と家族に言われたり、「気づくと普段歯を食いしばっている」なんてことはありませんか?
それはストレスが原因で自律神経が乱れている可能性があります。
歯ぎしりや食いしばっていることがあると、常に力が入っている状態なので顎関節に負担がかかりすぎてしまいます。
そうなると顎関節を動かしている筋肉が硬くなっていき、関節の動きも悪くなり痛みが出てきます。
ストレスは仕事やプライベートな問題があったりすることで感じたりしますが、睡眠不足が続くと血液やリンパ液といった体液の循環不良が起こり、首や頭蓋骨に続いていく筋肉に緊張が起きてしまいます。
筋肉が緊張することで顎関節の動きが悪くなり、そのままほっておくと顎関節症の症状が出てきますのでストレス以外にも注意が必要です。
3:生活習慣の問題
日常生活におけるクセも原因になることがあります。
例えば、
・固いものを食べるのが好き
・片側だけで噛むクセがある
・机に肘をついて手を顎に当てている
・1日何回も飴を舐めたりガムを噛むことがある
・首に合ってない枕を使っている
これらの生活習慣は顎関節を痛めてしまう行動になります。
普段そんなに意識はしていないですが、一度自分の生活習慣を見直してみてください。
上記であげた行動は無意識に行っていることも多いので、案外指摘されないと気づかなかったという方もいるのではないでしょうか。
病院での顎関節症への対処法
歯科医院での対処法は噛み合わせの調整や歯ぎしりを防止するスプリント治療、レーザー照射、マウスピースを作るといった方法があります。
このような保存療法が一般的ですが、長期的に治療を続けても症状が変わらない場合は最悪手術をする必要がある場合もあります。
このように方法はたくさんあり、歯科医院によってそれぞれ得意としている対処法や考えがあると思いますので一度行く前にどんな対処をするのかなど電話で聞いてみると安心していけると思います。
病院に行っても改善しないあなたへ
ひなた整体院では顎関節の施術にも対応しております。
主な施術方法としては、
・骨格の歪み
・自律神経の乱れ
・体液の循環不良
この3つを中心に施術を行うことで顎関節症を改善させていきます。
検査も顎の動きはもちろん確認していきますがそれ以外に、姿勢、歪みの状況、関節の固さ、自律神経の乱れを細かく検査をしていき、一番問題になっている部分を特定します。
顎関節に問題があると、ひどい方は頭痛などその他の症状を引き起こしてしまうこともあります。
病院へ行ってもなかなか改善されないという方の中には、「顎関節は本当に改善するのかな?」「このまま口が閉じられなくなったらどうしよう・・」などの不安を抱えている方も少なからずいると思います。
そういった方はその不安をそのままにせず、一度当店やお近くの顎関節症に対応している整体院で診てもらうといいと思います。
顎関節症に効果的なストレッチ
どうしても歯科医院や整体などに行く時間がないけど、少しでも自分で緩和していきたいという方はこれからご紹介するストレッチをやってみてください。
そんなに難しくはないものなので、時間があるときはやるようにしてくださいね!
https://youtu.be/kmM9Yg-zODs
まとめ
顎関節症の意外な原因や施術法はいかがでしたか?
痛みを改善させるのは歯科医院でも十分に可能ですが、やはり痛みが再発しないようにしていくために根本的な原因になっている歪みなどを改善させて行くのが理想だと思います。
せっかく痛みが消えたのにまた痛みが出てきた・・。
こんな不安を抱えている人を少しでも多く救えることができればと思っております。
お電話ありがとうございます、
ひなた整体院でございます。