Mさん 37歳 女性 瑞穂区
<主訴>
めまい
<症状の経緯>
来院される1週間前からめまいを感じるようになる。
最初は症状も軽く、放っておけばすぐ収まるようなものだった。
日が経つにつれ症状はどんどん悪化し、今では立っているのもしんどい状態。
家事や仕事など日常生活に支障をきたすようになり、来院される。
<検査>
まず座位での検査をする。
座位の姿勢を見ると両肩が前方に出ており、首がストレートネックになっていた。
さらに、肩の高さも左右で揃っておらず、右肩が上がっている状態。
可動域を見ると、腰と肩の可動域が悪い。
腰は本来90度回旋するのに対し、左右ともに60度までしか動かない。
肩の動きは前からは真上まで上がるが、横から上げようとすると120度付近で止まる。
<施術>
初回施術
頚椎の配列が乱れると、背骨の中を通っている脳脊髄液の循環が妨げられてしまう。
脳脊髄液の循環が悪くなることで自律神経が乱れてしまい、疲労が溜まり姿勢を崩す。
そうなると肩や首に過剰な負担がかかり、肩こりや頭痛を起こす。
なので、まずは頚椎と骨盤のバランスを整えて体液(血液、リンパ液、脳脊髄液)の循環を良くする施術を行った。
施術後は腰の回旋可動域が正常の90度まで動くようになった。
しかし、肩の可動域はまだ120度のまま変わらない。
次に、両肩の位置を後ろに引く施術を行った。
施術後は肩の可動域が160度まで拡大した。
施術2回目(初回から3日経過)
前回からの症状の経過を聞くと、「めまいの強さは弱まったが、頻度は変わらない」とのこと。
検査をすると、腰の回旋可動域は前回終了時同様に正常まで動いている。
しかし、肩の可動域が再び低下しており150度で止まってしまう。
今回もまず初めに頚椎と骨盤のバランスを整えて循環を良くする施術を行う。
施術後は前回より肩が上がるようになり、170度まで可動域が広がった。
施術後は良くても時間が経過するとまた歪んでしまうので、少しでも戻りにくくするように肋椎関節の施術も行う。
肋椎関節とは肋骨と背骨を繋ぐ背中側の関節で、固くなることで姿勢を猫背のように歪ませてしまう。
再検査すると、正常の180度まで肩は動くようになった。
なぜ施術後の状態が維持しにくいのかを伝えて2回目の施術を終える。
施術3回目(初回から6日経過)
前回の施術終了後からめまいの頻度も低下し、1週間に1回までになった。
可動域も腰は90度で維持が出来ていた。
肩は170度で止まってしまうが、前回よりは維持できている。
今回も循環を良くする施術の後に、より維持しやすくなるよう肋椎関節の施術を行った。
頭の位置が若干前にまだ出ていたので、後ろに引くストレッチを伝えて3回目の施術を終了した。
施術7回目(初回から29日経過)
3回目の施術以降はめまいの頻度は同じく1週間に1回のまま。
体の状態を見ると、腰と肩の可動域は正常なまま維持は出来ている。
天気が雨続きで自律神経が乱れ、姿勢は崩れていたので整える施術を行った。
その後に循環を良くする施術を行うと施術後は力が抜け、姿勢も真っすぐになりました。
雨が続くことでなぜ自律神経が乱れてしまうかを伝え、施術を終える。
施術10回目(初回から50日経過)
7回目以降はめまいの頻度が落ち、問題いなく生活が送れているとのこと。
ただ、また再発する不安もあるとのことなので今後も継続して施術を行っていく。
<今回の症状のまとめ>
今回のMさんの症状はめまいですが、めまいは急に発症するものではありません。
めまいは体液の流れが悪くなることで疲れがたまりやすくなり、体が楽をしようと姿勢を歪ませて余計な緊張が出ることにより発症するものです。
なので、今回のめまいの根本的な原因は体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さを解消することがポイントでした。
「朝起き上がるたびに目が回る・・・」
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めまい | 瑞穂区で人気No.1の整体ならひなた整体院 (hinataseitai.com)
著作者
丸山 慎矢
ひなた整体院の施術スタッフ。
専門学校の時に学んだスポーツ整体の知識と循環・歪み改善整体の技術力を生かし、腰痛・肩こり・手足のしびれ・耳鳴りなど様々な症状のお客様のお悩み事を解決している。月１回の技術勉強会にも参加をし、より多くのお客様の健康を願い技術力を向上させている。
お電話ありがとうございます、
ひなた整体院でございます。