あなたの足の痺れはヘルニアかも?ヘルニアを見分ける為の3つのポイント!
「昔から腰痛はあったけど痺れが出てきたのは初めて」
「ストレッチで緩和していた腰痛が全く良くならない」
「椎間板ヘルニアは聞いたことあるけど普通の腰痛と何が違うの?」
腰に痛みを感じている方はこんな疑問を感じている方がいるのでは無いでしょうか?
ヘルニアは普通の腰痛とは違い、腰の痛み以外にも症状が出てくることがありますので一度なってしまうととても辛いですし最悪手術をしなければいけない状態になっていくこともあります。
当店に初めて来店される方の中にはひどい方だと人に抱えられて来られる人もいるぐらい、発症すると大変な状態になります。
そこで今回は腰痛を感じた時にヘルニアかどうかが分かればすぐに対処ができると思いすので今回はヘルニアを見分けるポイントについてお話をしていきます。
ヘルニアはどんな病気?
ヘルニアというのは骨と骨のクッションになっている椎間板が飛び出して神経に触れてしまうことで痛みや痺れを感じる病気です。
原因としてはヘルニア以前に体の循環不良や姿勢の悪さ、骨格の歪みが起こることで結果的にヘルニアになっていきます。
状態によっては病院から手術しかないと言われる方もいらっしゃいますが、実際手術をしても状態が良くなる可能性は50%とも言われています。
なのでヘルニアと診断をされたとしても、それだけが症状の直接的な原因となっているとは限らないんですね。
ヘルニアだけでなくプラスで神経に触れて筋肉が過緊張になってしまいさらに神経を圧迫して痺れが出たり、内臓疲労による体内の循環不良、自律神経の乱れがあることで痛みや痺れが増してしまい症状が出ていることも多くあります。
ヘルニアのタイプは大きく分けて4つ
ヘルニアは椎間板という骨と骨のクッションが飛び出してしまい神経に触れてしまい病気ですが、もう少し詳しく説明していくと椎間板は髄核と繊維論(クリームパンのクリームとパンというような感じです)の二つで構成されています。
この髄核と繊維論の飛び出し方によってヘルニアは4つのタイプに分かれます。
1:膨隆型
膨隆型は中にある髄核が繊維論を押し出して膨らむことに起こるもので、初期の段階は軽い症状が特徴的ですが長引くこともあるタイプになります。
2:脱出型
脱出型は髄核が繊維論を突き破ってしまい骨の後ろにある後縦靭帯を押している状態で、症状は痛みが激しいものや弱いものをあり様々ですが足に痺れを感じることが多いものです。
3:穿破脱出型
穿破脱出型は脱出型からさらに後縦靭帯も破って髄核が飛び出してしまっていることで起こるものです。
4:遊離脱出型
遊離脱出型は後縦靭帯を飛び出した髄核の一部が分離をして離れてしまっている状態です。
ヘルニアの症状とは?
ヘルニアの症状は主に、
・腰痛
・坐骨神経痛
・筋肉の過緊張
・足の感覚麻痺
・膝から足にかけての痺れ
・足が冷えている感覚がある
・排尿障害
このようにヘルニアというのは神経に触れている状態なので痛み以外にも痺れや感覚麻痺といった症状から、冷えなどのを感じることもあります。
ヘルニアを見分ける3つのポイント
ヘルニアには色々な症状がありますが、普通の腰痛とどう違うの?と感じる方もいると思いますのでヘルニアということが分かりやすいポイントをお伝えしていきます。
1:足の痺れ
ヘルニアは痛みや足に痺れを伴うことがある病気で、腰の骨は全部で5個あるんですがそれぞれの骨から足に向かって神経が伸びているのでヘルニアになっている場所によって痺れが出る部分が変わってきます。
痺れがよく起こる場所は殿部(お尻)〜太ももの横にかけてや、ひざ下から足に向かって痺れが出ている方はヘルニアになっている可能性が高くなります。
2:下肢の感覚麻痺
痺れがずっと続いていくと感覚がだんだんと無くなってきます。
これは足を動かす時に動かしづらくなってしまったり、手で足を触っても触られている感じがしないというような状態です。
この場合は最悪、手術も勧められることもありますので痺れや痛みを感じた時点で病院や整体などで詳しく身体を調べてもらうことをお勧めします。
3:その他の症状
排尿障害、痛みや痺れがある場所が冷えている感じがある、ずっと長く座っていたり、立ってたりするとお尻が痺れてくるなどの方はヘルニアになっている可能性が高くなります。
以上がヘルニアを見分ける3つのポイントになります。
ヘルニアは痛みの強さも強いものがあったり弱いものがあったりするものなので痛みで判断するのは難しい症状になりますので、今回挙げた3つのポイントを参考にしてみてください。
では実際に「私の腰の痛みや足の痺れはヘルニアかもしれない・・」と思った時にどうすればいいか?
病院や整体での対処法
「ひょっとしてヘルニアかも?」と感じた時は病院や整体などで診てもらうこと良いと思いますが、それぞれによって対処法が変わってきますので病院でやること、整体でやれることをお伝えしていきます。
1:病院での対処法
病院ではレントゲンやMRIを使って画像で判断をしていきますがたまにレントゲンで異常なしと言われても、MRIで調べるとヘルニアだったということもあります。
対処法は大きく分けて3つあり、一つは牽引やマッサージ、ストレッチでリハビリをしていく、2つ目は痛み止めや神経根ブロック注射、最後の3つ目は手術があります。
いきなり手術を勧められるというのあまり少ないと思いますが、リハビリや注射をしても全く改善が見られない場合や下肢が感覚麻痺になって動作機能が低下している場合は手術を早急に勧められるケースがあります。
2:整体院などでの対処法
整体院ではレントゲンなどはありませんが、ヘルニアになっているかどうかを特別な検査をして確認をしていきます。
施術方法に関しては施術院によって様々な方法がありますので今回は当店で行なっているヘルニアに対する施術方法をお伝えしていきます。
1:内臓の調整
2:骨格の歪みの調整
3:体液の循環調整
この3つの施術方法をメインで行うことで痛みや痺れが出ている場所だけでなく、根本的な問題になっている部分を調整していくことで症状を改善させていきます。
まとめ
今回のヘルニアを見分ける3つのポイントはいかがでしたでしょうか?
ヘルニアの状態によって痛みの出方などが変わってきたり、ヘルニアだけが問題ではなく、その他の原因があることで痛みや痺れが長引いてしまうものでもあります。
症状が悪化してしまう前にまず腰に痛みや足に痺れを感じたらすぐに専門医に診てもらうようしてください。
お電話ありがとうございます、
ひなた整体院でございます。