妊娠中〜産後の1年間続いていた殿部の痛みが3回の施術で改善された主婦の方の症例報告

妊娠中〜産後の1年間続いていた殿部の痛みが3回の施術で改善された主婦の方の症例報告

 

名古屋市瑞穂区、昭和区の皆さんこんにちは!

瑞穂運動場東駅から車で5分のひなた整体院の宮田です!!

 

今日は妊娠中から殿部の痛みがあり、産後もその痛みが強くなってきて歩行も不安定になてきたために不安になって当店に来られた主婦の方の症例報告をしていきます。

 

名前:H・Mさん

性別・年齢:女性・32才

職業:主婦

お住まい:名古屋市瑞穂区

症状:骨盤のゆるみ、おしりの痛み

 

当店に来られるまでの経緯

Mさんは今まで生活してきた中で腰痛というのはほとんど感じたことがなかったそうです。

 

1年前に出産をされていて痛みは妊娠中から感じていたそうです。

 

特に殿部の部分に痛みを感じていて立っている時もだんだん痛みが増してくるので体がとても辛くて、スムーズに歩行もできない日が増えてきてとても不安になっていました。

 

産後も痛みは収まらないのでとこちゃんベルトを毎日していたそうですが、それでも痛くて子育てが思うようにできなかったりイライラしたりしていて、「一度、身体をちゃんと診てもらおう」と考えていたけど子育てもあり自分の身体のことは後回しになってしまていたそうです。

 

出産してから1年が経過して少し落ち着いたので、今回当店に連絡をしてきていただきました。

 

Mさんの要望としてはまずは安心して子供と遊ぶのと緩んだ骨盤を締めていって姿勢を良くしていきたいとのことでしたので、そこを目標に通院を開始していきました。

Mさんの身体の検査、問題点

Mさんの身体を診ていくと、

 

・骨盤の左が上がっていて右が下がっている

・左足が短く、右足が長い(ぱっと見でわかるぐらい)

・足首の距骨の位置が悪い

・頭蓋骨の側頭骨〜顎関節の固さ

 

以上の4点に問題が見られました。

 

特に気になる部分としては足首の距骨の位置の悪さと頭蓋骨にある側頭骨〜顎関節の固さです。

 

足首は身体のバランスや歩き方によって、問題が起きやすくなります。

 

身体のバランスが崩れて姿勢が悪くなったりすると前傾姿勢になってくるのでその傾いた身体をどこで支えるかというと足首になるんですね。

 

距骨には固有受容器という神経を受けとる箱みたいなものがあるので、位置が悪くなってくると正しく身体に情報が伝わらなくなってしまうので足の筋肉に緊張が発生してしまい股関節や骨盤が硬くなり負担がかかってしまいます。

 

歩き方も本来であれば指をしっかりと使うべきところを足裏で歩いてしまったりすると足首や足底筋が硬くなってしまうこともあります。

 

そんな歩き方を続けていれば距骨の位置も悪くなったり、足も外反母趾になったりしてきます。

 

ちなみにMさんの足を見ていくと少し外反母趾になっていて、足の痛みはないけども昔から歩き方は悪いと言われていたそうです。

 

頭蓋骨〜顎関節の固さは身体のバランスが崩れると、最終的には頭と首でバランスを整えます。

 

頭は身体の集合体みたいな部分になるので、身体のバランスが崩れると頭蓋骨も全体のバランスを取ろうとするので固くなってきます。

 

その固さが骨盤と繋がってたりするので、骨盤を改善しても頭蓋骨の固さが取れないと完全に骨盤の歪みを取ることができないこともあります。

 

 

なぜ産前・産後に痛みが起こりやすく、歪みやすいのか?

これは卵巣ホルモンが関係しています。

 

妊娠をするとリラキシンという関節を緩めるホルモンが出てきます。

 

産後は期間にしてだいたい1ヶ月〜2ヶ月ぐらい分泌が続いていくと言われています。

 

このホルモンが分泌されると骨盤の周りにある靭帯が緩んでくるので、骨盤の関節や骨盤に乗っかている腰の骨や筋肉に負担がかかりやすくなってしまいまうことで痛みが出てくるんですね。

 

今回は殿部の痛みですがその他にも腰痛や恥骨痛が出ることがあるので、産後〜8ヶ月ぐらいはMさんのようにとこちゃんベルト(骨盤産後ベルト)を必ずつけるようにしてください。

 

8ヶ月というのはちょうど骨盤が締まって固くなる時期なのでその時期まではつけておくのが一つの目安になります。

 

よく当店に来ているお客様に聞いていくと、「ベルトはしたいけど、子供のこともあってめんどくさくて着けるのを忘れてしまう」ということをよく聞きますが出来れば将来の身体のことや子供と楽しく遊ぶためにも着けることをオススメします。

Mさんへの施術内容

Mさんへの施術内容は以下の3点を中心に行っていきました。

 

・骨盤の矯正

・足首の調整

・頭蓋骨〜顎関節の調整

 

初回の施術

初回は骨盤矯正、足首の矯正、頭蓋骨の矯正をベースに施術を行っていきました。

 

産後は関節が緩くなっているので強い刺激を与えてしまうと余計に痛みが増してしまいますので刺激量を気をつけながらやっていくのがポイントになります。

 

施術後に立ってもらうと検査の時に痛くて伸ばせずに固くなって庇っていた腰が伸ばせれるようになっていました。

 

初回はここで終了をして2回目は3日後に来てもらいました。

 

2回目の施術

2回目来た時は「痛みは多少あるけど、まっすぐ立てれるようになりました!まっすぐ立てれるってこんなにラクなんですね」と喜んでいただけました。

 

しかし、まだ完全に痛みが取れたわけではなく子供と安心して遊べる状態にしていかなければならないので前回と同様に頭蓋骨〜顎関節、骨盤の歪み、足首の距骨の矯正を続けて行っていきました。

 

ここで少し痛みが引いて体が動くようになったのでここからはセルフケアも大事になりますのでMさんには座り方の注意点と産後の腹筋方法をお伝えしていきました。

 

座り方はなるべく横座りをしないことと足を組まないように注意してもらい、座る時はなるべく椅子に腰をかけて座るようにお願いをしました。

 

横座りや足を組むのは楽な姿勢になるのでついついやりがちですが、骨盤のバランスが崩れやすく痛みが長引いてしまうこともあるのでこの記事を読んで心当たりがある方は正しい座り方に取り組んでみてくださいね。

 

3回目の施術

3回目は1週間後に来てもらいましたがある程度の痛みは取れていて、子供とも痛みを気にせず笑って遊べるようになったそうです。

 

お散歩も長い時間できなくてなるべく避けてきてたみたいですが、痛みが取れてきたので公園でいつもよりも長時間散歩ができたと言っていただきました。

 

長期の目標は骨盤を締めて形を整えていくことなので今も1週間に1回はメンテナンスで通ってもらっています。

 

最後に

産後は痛みが出なくても矯正をしなかったり、ベルトをしないと後になって痛みが出てくることがあります。

 

歪みをそのままにしているということですので必ず骨や筋肉に負担がかかってしまい体の不調が発症してしまう可能性が高くなるので産後の矯正、座り方、腹筋運動などは必ずやっていけると良いと思います。

 

産後の方は子育てが非常に大変ですが自分の体を後回しにはせず、協力してもらえる身内の方がいれば早めに相談をしてくださいね。

 

 

名前:H・Mさん お住まい:瑞穂区 年齢:32才

 

1:当院に来院される前はどのような症状、状況でしたか?

・妊娠中からおしりの痛みがありトコちゃんベルトを毎日して生活していて産後その痛みが強くなりスムーズに歩けない日もありました。

 

2:当院に通院するようになってからどのような症状の変化がありましたか?

まず真っ直ぐ立つことがこんなにラクなことなんだと思うようになりました。

数回通うにつれ痛みも軽くなりトコちゃんベルトをしなくてもよくなりました。

 

3:体調が改善してきて一番よかった事、嬉しかった事はなんですか?

痛みと一緒に生活をしたり子育てするのは本当に辛かったけれど体が軽くなることで今まで以上に笑って子供と向き合えるようになりました。

 

4:当院と他院との違いや、当院の施術の感想などがございましたら教えてください。また、同じような症状で悩んでいる方へのメッセージをお願いします!

痛い施術ではなく少し押さえたりするだけなのに体の動きが変わるので本当にすごいの連続で信頼できるところだと思います。

産後なかなか自分のことは後回しになりがちだけどもし同じ症状で悩んでいる方がいたら子育てが落ち着いた時に絶対オススメをしたいです。