産後ママの腱鞘炎ケア|抱っこで痛む手首を整体で改善

抱っこするたびに手首がズキッ…それ、腱鞘炎かもしれません

「赤ちゃんを抱っこするたびに手首が痛い」
「家事や授乳で手を使いすぎて、もう限界…」
「湿布を貼っても痛みが取れない」

 

出産後、こんな悩みを抱えるママは少なくありません。
名古屋市瑞穂区のひなた整体院でも、「産後の腱鞘炎」で整体を訪れる方が非常に多いです。

 

産後の腱鞘炎は、ただの“使いすぎ”ではなく、ホルモンの変化や姿勢の乱れが関係する体のサインです。

 

この記事では、産後ママの腱鞘炎の原因、放置したときのリスク、整体での改善方法、そして抱っこや授乳のときにできるセルフケアまで、わかりやすく解説します。

産後ママに腱鞘炎が多い理由

腱鞘炎は、手首の腱が炎症を起こして痛みが出る症状です。
一般的には“手の使いすぎ”で起こると思われがちですが、産後の場合は少し違います。

● ① ホルモンバランスの変化

妊娠・出産期に分泌される「リラキシン」というホルモンは、出産を助けるために関節や靭帯をゆるめます。
しかし、この影響で関節が不安定になり、手首に負担がかかりやすくなるのです。

● ② 抱っこや授乳による手首の酷使

新生児期は1日何十回と抱っこをします。
特に「親指と人差し指で支えるような抱っこ姿勢」は、腱鞘炎の大きな原因。
腱と腱鞘の間で摩擦が起こり、炎症を繰り返します。

● ③ 睡眠不足と疲労の蓄積

夜間授乳や寝不足が続くと、筋肉や腱の回復が追いつかず、慢性化しやすくなります。

● ④ 猫背・骨盤の歪み

出産後は骨盤が開き、姿勢が不安定になります。
背中が丸まり、肩が内巻きになることで、手首だけで赤ちゃんを支える負担姿勢になりやすいのです。

 

👉 つまり、産後の腱鞘炎は“育児の頑張り”の証でもありますが、そのまま放置すると長期化しやすい症状です。

放っておくとどうなる?慢性化と育児への影響

初めは「少し痛い」程度でも、無理をして抱っこを続けるうちに、次のような悪循環に。

  • 手首の痛みで赤ちゃんを支えるのが怖くなる
  • 授乳やおむつ替えが苦痛になる
  • 片手抱っこや体のねじり癖が増えて、腰痛・肩こりも悪化

中には、「育児うつのように気分まで落ち込んでしまった」という方も。
痛みは体だけでなく、心の負担にもつながります。

 

👉 早い段階でケアを始めることで、痛みもストレスも軽くなります。

産後の腱鞘炎に整体が効果的な理由

「整体って、産後でも受けて大丈夫?」
「授乳中に通っても平気?」

そんな不安を持つ方も多いでしょう。

結論から言うと産後整体は体に負担をかけず、安全に腱鞘炎を改善する方法です。

● 整体では「体全体のバランス」を整える

産後の腱鞘炎は、手首だけを治療しても根本改善しません。
整体では、

  • 手首や前腕の筋膜リリース
  • 肩・肩甲骨・背骨・骨盤の調整
  • 呼吸を整えて自律神経のバランスを回復
    といった全身施術で、「手首にかかる力の分散」を目指します。

● 抱っこ姿勢のアドバイスも

体の使い方や抱っこ動作の癖を見直すことで、再発を防ぎます。
「骨盤を起こして抱える」「手首でなく腕全体で支える」といった姿勢指導も整体の一部です。

 

👉 整体=“痛みを取るだけ”ではなく、“再発しない体をつくる”ケア
産後の体をやさしく整えながら、育児を続けられる体を取り戻します。

改善事例(実際にあった産後ママのケース)

● 30代女性・産後2か月

授乳や抱っこで右手首がズキズキ。育児中も痛みが強く、夜も眠れない状態で来院。

初回で骨盤の歪みを整え、背中と肩の筋膜をリリース。

 

1週間後には痛みが半減し、3回目の施術で授乳が楽に。

抱っこ姿勢を改善したことで、2か月後には再発なく育児を継続できるように。

 

👉 ポイント:
骨盤の歪みと猫背を整えるだけで、手首の負担が大幅に軽減された好例。


● 40代女性・二人目育児中

上の子の世話と新生児の抱っこで両手首が痛み、包丁を持つのも困難に。
病院で湿布を処方されるも改善せず。

 

整体では、手首・肘・肩の連動性を改善し、授乳姿勢をアドバイス。
3回の施術後に痛みが和らぎ、1か月で家事も再開できるように。

 

👉 ポイント:
年齢や再出産による体の硬さが影響していたが、姿勢調整で根本改善できたケース。

自宅でできる具体的セルフケア

「整体に通いながらも自分でできるケアをしたい」
そんなママのために、日常で簡単にできる安全な方法をご紹介します。


● ① 親指ストレッチ(腱の滑りをスムーズに)

やり方:

  1. 手を前に伸ばし、親指を小指の方向へ軽く曲げる。
  2. もう片方の手で親指の先を支え、手首に向かってやさしく引く。
  3. 親指の根元〜手首のあたりが“じんわり伸びる”ところで止める。
  4. 15〜20秒キープ×3回。

👉 ポイント: 痛みが出るほど強く引かない。「心地よく伸びる範囲」でOK。


● ② 曲げ引きストレッチ(Finkelstein法)

やり方:

  1. 親指を手のひらの中に入れ、他の指で包み込むように握る。
  2. そのまま手首を小指側にゆっくり倒す。
  3. 親指側の手首が“伸びている感覚”があれば正解。
  4. 15秒キープ×2セット。

👉 ポイント: 痛みが強い場合は無理せず、手首を少し倒すだけでもOK。


● ③ 前腕マッサージ(硬くなった筋肉をほぐす)

やり方:

  1. 反対の手で前腕(肘〜手首)をつかむ。
  2. 親指で筋肉を円を描くように押しながら、ゆっくりさすっていく。
  3. 張りを感じるところを中心に1〜2分程度。

👉 ポイント: 「手首の腱」ではなく「腕の筋肉」をほぐすのがコツ。血流が良くなり回復が早まります。


● ④ 温水ケア(慢性期におすすめ)

やり方:

  • 38〜40℃のぬるま湯に手首〜前腕を10分ほど浸す。
  • 入浴中でもOK。
  • 冷たさやこわばりがあるときに行うと効果的。

👉 注意点: 腫れや熱感がある場合は温めず、まず冷却・安静を優先。


● ⑤ 抱っこのときの手首サポート姿勢

ポイント:

  • 手首を内側に曲げず、手のひらをやや上向きにして抱っこ。
  • 肘を体に近づけ、腕全体で支える意識を持つ。
  • 授乳時はクッションやタオルで赤ちゃんの体を支える。

👉 イメージ: “手首で抱く”のではなく、“腕と体で包み込む”抱っこ。


● ⑥ 夜のリラックスケア

  • 寝る前に蒸しタオルを手首に当てて5分温める。その後、深呼吸を数回して全身をリラックスさせましょう。
    👉 これだけでも回復力が高まり、翌朝のこわばりが軽くなります。

産後ママへのメッセージ

「赤ちゃんを抱くのが痛い」――
それは、頑張っているママの体が「少し休ませて」と教えてくれているサインです。

 

整体は、そんなママの体をやさしくリセットするための時間。
体を整えることで、心も軽くなり、赤ちゃんを抱く喜びを再び感じられるようになります。

まとめ|痛みを我慢せず、体を整えることも育児の一部

産後の腱鞘炎は、“頑張りすぎている証拠”。
でも、体をケアすることも育児の大切な一部です。

 

名古屋市瑞穂区のひなた整体院では、産後ママが安心して通える整体で、手首の痛みと体のバランスをやさしく整えています。

  • 抱っこで痛む手首をケアしたい方
  • 授乳姿勢を見直したい方
  • 再発しない体をつくりたい方

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