治らない肘の痛み改善整体|痛みのメカニズムから見る根本的なアプローチ

◆「治ったと思っても、また痛くなる…」肘痛の“再発問題”

肘の痛み(テニス肘・ゴルフ肘・外側上顆炎など)に悩む方は非常に多く、

「一度よくなったのに、数週間でまた痛くなった」
「湿布や電気で一時的に治まるけど、すぐ戻る」

というお声をたくさん伺いますが実はこれ、珍しいことではありません。

 

肘痛は “再発しやすい症状”の代表例 と言われています。

 

なぜ再発するのか?湿布やマッサージだけではなぜ根本的に良くならないのか?
その答えは 肘だけを見ている施術の限界 にあります。

今回は肘の痛みが繰り返される本当の理由を、“全身のメカニズム”から解説していきます。

◆肘は「体の末端」に過ぎない。だからこそ再発しやすい

肘は腕の途中にある関節で、身体の中心から離れている部分にあるので“末端の関節”です。

末端の関節に痛みが出るとき、その負担は多くの場合肩・肩甲骨・背中・姿勢 から来ています。

 

末端の結果だけ(肘)にアプローチしても、根本の問題(姿勢や肩のねじれ)が残れば、当然のように負担はすぐ戻ってきます。

これが、肘痛が再発しやすい最大の理由です。

◆肘痛を繰り返す“3大メカニズム”

★① 肩の内巻き(巻き肩)による腕のねじれ

長時間のデスクワークやスマホ操作で肩が前に入り込み(前方変位)、上腕が内側へねじれます。

すると——

そのねじれが 肘〜前腕へ連鎖し続ける ため、肘の腱が常に引っ張られ、炎症が起きやすくなります。

★② 前腕の筋膜の癒着

パソコン作業・料理・スマホなど、“指を使う作業”が多い現代人。
前腕の筋膜はすぐに固まり、肘周囲の腱へ負荷を与えます。

 

筋膜の癒着が残ったままでは“再発のスイッチ”が押されたままになっています。

★③ 姿勢の崩れ(猫背・骨盤後傾)

背中が丸まり、首が前に突き出た姿勢では、肩関節の正しい軌道が失われ

→結果として肘に負担が集中します。

 

痛みが治った後でも、姿勢が崩れたままなら負担のルートはそのまま残り、再発へ一直線です。

◆肘痛の再発を防ぐ整体とは?

「肘だけを整える施術」ではなく、“肘に負担をかけない身体”を作る施術

ひなた整体院が重視しているのは肘の痛み“だけ”を見るのではなく、再発しにくい身体の使い方を取り戻すこと

そのために、以下の3ステップで施術を行います。


【STEP1】肩甲骨・背骨の可動性を回復する

肘痛の根本原因は肩や背中にあるため、まずは上半身の土台となる肩甲骨と背骨を調整します。

  • 肩甲骨の滑走改善
  • 胸椎(背中)のモビリゼーション
  • 巻き肩を戻す筋膜リリース

💬この段階だけで「腕の重さが減った」「肘が軽く感じる」と変化を実感される方が多いです。


【STEP2】前腕・肘周りの筋膜を丁寧に緩める

負担のかかっていた前腕の筋膜は、癒着して硬くなっているのでここをリリースすることで、肘の炎症が早く引きます。

  • 長橈側手根伸筋
  • 短橈側手根伸筋
  • 腕橈骨筋
  • 円回内筋

肘の痛みに深く関わる筋膜を細かく調整します。

💬“肘だけを押さない”ため、炎症が悪化しにくい施術方法です。


【STEP3】再発を防ぐ姿勢改善・肩の安定化トレーニング

痛みが落ち着いてきたら、再発を防ぐために“肘に負担をかけない体の使い方”を作ります。

  • 肩の外旋トレーニング
  • 肩甲骨の安定化
  • 体幹の軽いエクササイズ
  • デスクワーク姿勢の改善指導

ここまで行うことで、“肘が痛くなる根本原因”を断ち切ることができます。

🌿改善事例|名古屋市瑞穂区在住・40代男性(デスクワーク)

お悩み:
右肘の外側に1年以上痛み。
マウス操作・雑巾しぼり・手首をひねる動作で強い痛みがあり、仕事・家事ともに支障が出ていた。


🔸初回〜1ヶ月目(1〜4回目)

《状態》

  • 肩の内巻き(巻き肩)
  • 猫背姿勢
  • 肩甲骨の可動性低下
  • 前腕の筋膜癒着
    が顕著で、肘そのものが“引っ張られ続けている状態”。

《施術》

  • 肩甲骨リリース
  • 背骨(胸椎)モビリゼーション
  • 前腕筋膜リリース(外側・内側)

《変化》

「肘を伸ばすときの“ズキッ”が少し和らいだ」「腕の重さが減った気がする」

初期は“痛みの質が軽くなる”段階。


🔸2ヶ月目(5〜8回目)

《状態》

肩の前方変位が減り、腕のねじれが軽減。肘への負担が減ってきていると判断。

《施術》

  • 肩の安定化
  • 肘のアラインメント調整
  • 前腕深層筋膜リリース

《変化》

痛みレベル「10 → 6」
「マウス操作のときの違和感がかなり減った」
「朝のこわばりが少ない」


🔸3ヶ月目(9〜12回目)

《状態》

日常姿勢の改善が定着し始め、肘の可動域が滑らかに。

《施術》

  • 肩甲骨の安定化トレーニング
  • 体幹(インナー)を使えるようにする基礎エクササイズ
  • 前腕の細かい筋膜リリース重点月

《変化》

痛みレベル「10 → 4」
「雑巾をしぼる動作が前よりラク」
「長時間作業しても痛みが強く出ない」


🔸4ヶ月目(13〜16回目)

《状態》

上半身の軸が安定し、“使い方のクセ”が改善。
ここから再発防止のステージへ。

《施術》

  • 巻き肩を戻す外旋トレーニング
  • 肩甲骨滑走エクササイズ
  • 軽い負荷のファンクショナルトレーニング

《変化》

「ドアノブを回す痛みがほぼゼロに」
「重いものを持つ動作も不安なくできる」
日常生活での痛みはほぼ消失。


🔸5ヶ月目(17〜20回目)

《状態》

“再発しない動作パターン”が安定。
メンテナンス中心で、仕上げの調整期間。

《施術》

  • 全身バランス調整
  • 肩〜前腕の軽いリリース
  • 姿勢の再確認と修正

《変化》

「趣味のゴルフを再開できた」
「仕事中に痛みを意識することがなくなった」
「もう再発しそうという不安がなくなった」

 

施術期間約5ヶ月/全20回


💬 患者さまの声

「肘だけを治してもダメなんだと実感しました。肩や背中を整えてもらうことで、日に日に体が軽くなり、“痛みを気にせず動ける日々”が戻ってきました。今では再発する気配もなく、安心して生活できています。」

◆セルフケア|肩の外旋リセット(再発予防に効果的)

ひなた整体院が、肘痛の再発予防に推奨しているセルフケアです。

●やり方

1️⃣ 背中を壁につけて立つ
2️⃣ 肘を90度に曲げる
3️⃣ 肘を体につけたまま、前腕を外側へゆっくり開く
4️⃣ 5秒キープ × 10回
5️⃣ 朝・仕事中・夜に1セットずつ

●ポイント

  • 肘は壁につけたまま(絶対に浮かせない)
  • 肩の前がじんわり伸びればOK
  • 肘に痛みが出ない範囲で行う

肩の位置が整うことで、肘がねじれにくい身体にリセットされます。

◆まとめ|肘痛は「再発しない身体づくり」が本当のゴール

肘の痛みは

・肘だけの問題ではない
・姿勢や肩のねじれが根本原因
・全身の調整で再発を防げる

という明確なメカニズムがあります。

当店では、痛みを取るだけでなく、再発しない身体づくりを重視し、多くの方が長年の肘痛から解放されています。


◆名古屋市瑞穂区|肘痛の整体はひなた整体院へ

LINEで24時間ご予約受付中

📩「肘の痛みが何度も再発する」
📩「原因がよくわからない」
📩「病院や接骨院で変わらなかった」

そういった方こそ、一度ご相談ください。

 

あなたの肘が痛みが再発しにくい身体を一緒に作っていきましょう!!

 

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