「最近、手先がジンジンする」「朝起きたら手が痺れて動かしにくい」「病院では異常なしと言われたけど不安…」——そんな悩みを抱えている40〜60代の女性は少なくありません。
特に更年期の女性は、ホルモンバランスの変化によって自律神経や血流の乱れが起こりやすく、それが手の痺れにつながることがあります。
今回は、更年期女性の手の痺れとホルモンバランスの関係、そして整体でできることについて詳しく解説します。
【1】更年期女性と手の痺れについて
更年期とは、閉経前後の約10年間を指し、一般的に45〜55歳に多く見られます。
この時期は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が大きく変化し、体にさまざまな不調が出やすくなります。
その一つが「手の痺れ」です。
代表的な要因には以下のものがあります。
- ホルモンの低下による自律神経の乱れ:血流が悪くなり、手先の感覚が鈍くなる。
- 冷えやむくみ:血行不良で末梢神経が圧迫される。
- 手根管症候群:女性に多い疾患で、更年期にも増加傾向。
- 骨粗鬆症による頚椎の変化:骨の強度が低下し、神経圧迫が起きやすい。
放置すると、日常生活に影響が出ます。
- ペンを持ちにくくなる
- 家事や仕事で手が疲れやすい
- 夜間に目が覚めるほどの痺れ
つまり、更年期女性の手の痺れは「ホルモン変化」と「筋骨格系の問題」が重なって起こるケースが多いのです。
【2】よくある対処法
更年期女性が手の痺れを感じたとき、多くは次のような対処を行います。
- サプリメントや漢方薬:ホルモンバランスを整える目的で摂取。
- 湿布やビタミン剤:一時的に症状を緩和するが、根本的な改善には至らない。
- 婦人科でのホルモン補充療法(HRT):効果があるが、副作用リスクもある。
- マッサージや体操:気持ち良いが、長期的に痺れを防ぐには不十分。
これらは確かに効果を感じる方もいますが、「痺れが完全に消える」ケースは少なく、再発や悪化を繰り返すこともあります。
名古屋市瑞穂区のひなた整体院でも「病院でホルモン治療を受けているが手の痺れだけ改善しない」という女性が来店されます。
3】整体的アプローチと当店の考え方
整体の視点では、更年期女性の手の痺れを「全身のバランスの乱れ」と捉えます。
ホルモンバランスの影響を受けやすい自律神経や血流は、姿勢や筋肉の硬さとも深く関わっているからです。
当店の整体では、以下のようにアプローチします。
- 姿勢の検査:猫背や巻き肩、ストレートネックを確認。
- 首と肩の調整:神経の通り道を確保し、血流を改善。
- 骨盤・背骨の調整:自律神経が整いやすい環境をつくる。
- 筋肉の緊張を緩和:特に肩甲骨まわりをゆるめ、末梢循環を改善。
- 生活アドバイス:食事や睡眠の工夫も提案。
整体のメリットは「薬を使わずに体の自然な回復力を引き出す」点です。
更年期の手の痺れも、体の土台を整えることで改善が期待できます。
【4】実際の改善例
【ケース1】50代女性・主婦
数ヶ月前から両手の痺れに悩み、夜間に強くなる。婦人科でホルモン補充療法を受けるが改善せず、当店へ来店。
- 検査で猫背と肩の緊張を確認。
- 首・肩・骨盤を調整し、週1回の整体を4回継続。
- 6回目で夜間の痺れが軽減、15回目でほとんど消失。
【ケース2】40代後半女性・会社員
デスクワーク中心で、左手の人差し指と中指に痺れ。整形外科では「異常なし」。
- 姿勢チェックでストレートネックと巻き肩を確認。
- 整体で首〜肩甲骨を調整。
- 3週間で痺れが半減し、仕事に支障がなくなる。
このように、更年期女性の痺れはホルモンだけでなく「姿勢と筋肉のバランス」にも強く影響されるため、整体が有効に働くケースがあります。
【5】まとめ
更年期女性にとって、手の痺れは決して珍しい症状ではありません。
ホルモンバランスの乱れだけでなく、姿勢や筋肉の緊張が影響していることも多いため、薬やサプリだけに頼らず「体のバランスを整える」ことが重要です。
名古屋市瑞穂区で整体院や接骨院をお探しの方へ。
当院では、更年期特有の体調変化にも配慮しながら、全身の調整を通じて手の痺れ改善をサポートしています。
「婦人科や整形外科で異常なしと言われたけど痺れが気になる」という方もお気軽にご相談ください。
手の痺れを放置すると、日常生活に支障が出るだけでなく、不安やストレスも増してしまいます。
今のうちにケアを始めれば、快適な生活を取り戻すことができます。
ぜひ一度、当店までお気軽にお問い合わせください。
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ひなた整体院でございます。