<症例報告>内臓疲労からぎっくり腰を繰り返していた40代男性の腰痛が6回の施術で改善された経緯

内臓疲労からぎっくり腰を繰り返していた40代男性の腰痛が6回の施術で改善された経緯

Sさん 40代 男性 会社員 昭和区在住

 

主な症状

腰痛、肩甲骨の痛み

 

症状の経緯

慢性的な腰痛があり、過去にぎっくり腰に3回なっているが最近、腰痛は無かった。

 

3日前にあった飲み会後に腰痛と肩甲骨の痛みが出てきた。

 

腰痛、肩甲骨の痛みの他にも顎関節症、冷え、姿勢の悪さも気になるとのこと。

 

1度だけ脚に痺れが出てこの先も痺れが出てきて歩けなくなるのではないかと不安に思い来院する。

 

検査

腰椎(腰の骨)回旋検査では通常90°まで回らないといけないが、Sさんは右70°左50°と左右差もあり特に左回旋がきつい。

 

肩甲骨の痛みはあるが、首肩の動きはそれほど悪くない様子。

 

股関節は左右両方硬さがあり、仰向けになり脚を左右に倒した時、左に倒した時のほうが腰に違和感がある。

 

内臓疲労の検査をしていくと肝臓に著明な肝臓疲労あり。

 

Sさんにお酒は飲むか確認したところお酒は週6日で飲んでいるとのこと。

 

施術

初回

3日前の飲み会後に腰痛と背中の痛みが出てきたということもあり、今回は体液(血液、リンパ液、脳脊髄液)と内臓の循環を上げる施術を中心に行った。

 

施術をすると、最初は仰向けで脚を倒した時は左に倒した時に倒しづらく腰に違和感もあったが、施術後は左右どちらも動きが良くなり、左に倒した時の腰の違和感は無くなった。

 

この日の施術はこれで終了。

 

施術2回目(初回から3日後)

腰痛と肩甲骨の痛みはかなり良かった様子。

 

今日も肝臓に内臓疲労を認めるため、体液と内臓の循環を上げる治療を中心に行った。

 

施術3回目(初回から8日後)

今日は少し腰と肩甲骨にだるさがあるとのこと。

 

Sさんの足を見ると扁平足もあり足首も硬いので足首と膝の施術を行う。

 

足首と膝の施術を行うと股関節の動きも良くなった為、Sさんには「足首で筋膜という皮膚と筋肉の間にある薄い膜が引っかかることで腰や肩甲骨に影響が出ることがある」という説明を行いこの日の施術は終了。

 

施術4回目(初回から11日後)

昨日までは腰痛も肩甲骨の痛みもなく調子がよかったがゴルフをした後にまた、腰痛が出てきた。

 

今日は前屈をした時に腰の痛みもあるとのこと。

 

Sさんは顎関節症もあり噛み合わせも悪いということなので頭蓋骨の施術をする。

 

頭蓋骨の施術後は前屈時の腰痛も感じない様子。

 

施術6回目(初回から22日後)

昨日ゴルフをしたが今回はゴルフ中も腰痛は出なかったとのこと。

 

腰痛は出ていないということなので、今日も引き続き頭蓋骨の施術を行っていく。

 

 

「腰痛はかなり良くなってきたが、また腰痛が出てくるのは嫌だし、姿勢まで根本的に改善させていきたい」というSさんの希望により、これからも施術を続けていく。

 

今回の症状のまとめ

Sさんの今回の症状は体液の循環の悪さ、骨格の歪み、肝臓の疲労、頭蓋骨の歪みが原因で腰や肩甲骨の痛みが発生していました。

 

そして、特に今回ポイントになっていたのは「体液と内臓の循環の悪さ」と「頭蓋骨の歪み」でした。

 

Sさんは週6でお酒を飲むという事で肝臓に疲労が溜まっている状態でした。

 

肝臓疲労は肝臓に疲労が溜まることで循環不良が起こり、全体の血液やリンパ液脳脊髄液の流れが悪くなってしまうことで腰痛と肩甲骨の痛みを誘発していました。

 

肝臓疲労に関しては、Sさんは飲酒が当てはまったため、痛みが出ているときは飲酒を控えて頂くことで早期の改善につながったと思います。

 

肝臓疲労の他にも顎関節症からくる頭蓋骨の歪みもありました。

頭蓋骨の歪みがあることで全身への神経伝達がうまくいかず体の筋肉や神経などに緊張が出てしまい腰痛と肩甲骨の痛みが出ていました。

 

 

今回のケースのように症状が出ているところ以外の根本的な問題を解決していくことで、早期の改善をすることが可能です。

 

 

「慢性的な腰痛があるがなかなか改善しない」

「運動もやりたいけれど痛みが出ないか不安」

 

 

このようなことでお悩みの方は、自分が考えもしない箇所に根本的な原因があるかもしれませんので、一度当店まで連絡して下さい!